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機械学習の3つの学習方法|教師あり・教師なし・強化学習

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機械学習は「どんなデータを与えるか」で3つに分かれます。ここを先に押さえると、後の手法名がバラバラの知識になりません。

こんにちは、zawato(@zawato7)です!

本記事はディープラーニング入門ロードマップの第4回、Part2「機械学習の基礎」の入口です。

この記事でわかること
  • 教師あり学習・教師なし学習・強化学習の違いが表で一目でわかる
  • データセット・説明変数・目的変数の意味と言い換え
  • 特徴量を人が設計する従来手法とディープラーニングの違い

 

 

機械学習の3つの学習方法を表で整理する

機械学習は「与えるデータ」と「目的」の違いで、教師あり学習・教師なし学習・強化学習の3つに分けられます。

学習方法与えるデータ目的代表的なタスク
教師あり学習
(supervised learning)
入力データ+正解データ正解を学習し未知のデータを予測する回帰(数値予測)・分類(カテゴリ予測)
教師なし学習
(unsupervised learning)
入力データのみ(正解なし)データが持つ構造や特徴をつかむクラスタリング・次元削減
強化学習
(reinforcement learning)
環境と報酬報酬が最大になる行動を学習するゲームの対戦戦略・自動運転の制御

比喩でいえば、教師あり学習は「答え付きの問題集で覚える」、教師なし学習は「写真を似たもの同士に仕分ける」、強化学習は「何度も遊んで勝ち方を覚える」です。

正解データを人手で作るのはコストが高いため、正解のあるデータで学習したモデルに正解のないデータを予測させ、その結果も学習に使う半教師あり学習(semi-supervised learning)もあります。

 

 

データセット・説明変数・目的変数とは

予測に使う項目が説明変数、予測したい項目が目的変数です。

用語意味言い換え例(アイスの売上予測)
データセット分析に用いるデータの集合(正解も含む)学習データ・訓練データ過去の気温と売上の記録
説明変数予測に用いるデータ項目入力変数・特徴量最高気温
目的変数予測対象のデータ項目出力変数・ラベル・正解データアイスの売上個数

呼び方が違うだけで指すものは同じです。「説明変数=入力=特徴量」「目的変数=出力=ラベル」と覚えましょう。

 

 

特徴量設計と、ディープラーニングが特徴表現学習と呼ばれる理由

従来の機械学習では特徴量を人間が設計しますが、ディープラーニングは特徴量そのものを学習します。これがシリーズ全体を貫く最重要の対比です。

特徴量とは、予測の手がかりになるデータの特徴です。たとえばビールの売上予測なら、気温を入力に加えると精度が上がります。この「何を手がかりにするか」を人が考えて用意する作業が特徴量設計(特徴量エンジニアリング/feature engineering)で、従来は精度を左右する最重要工程でしたが、正しい特徴量を見つけるのは非常に難しい作業です。

そこで、特徴量の選択自体を機械にやらせるアプローチが特徴表現学習(representation learning)です。ディープラーニングはこれを行うアルゴリズムの1つで、大量のデータを与えれば「何を特徴量にすべきか」自体をモデルが見つけ出します。

ここはつまずきやすいポイントです。「層が深いだけ」と理解すると、後半の画像認識や自然言語処理の話がつながりません。

 

 

まとめ

  • 機械学習は教師あり学習・教師なし学習・強化学習の3つ。違いは「与えるデータ」と「目的」
  • 説明変数は予測に使う項目(入力・特徴量)、目的変数は予測したい項目(出力・ラベル)
  • 特徴量を人が設計するのが従来の機械学習、特徴量自体を学習するのがディープラーニング(特徴表現学習)

 

 

よくある質問

Q. 教師あり学習と教師なし学習は何が違うのですか?
A. 正解データを与えるかどうかです。教師あり学習は入力と正解をセットで与え、教師なし学習は正解なしでデータの構造をつかませます。

Q. 強化学習にも正解データは必要ですか?
A. 必要ありません。与えるのは正解の行動ではなく、行動の結果得られる報酬です。試行錯誤で報酬が最大の行動を学びます。

Q. ディープラーニングを使えば特徴量設計は不要になりますか?
A. モデルが特徴量を獲得する利点はありますが、その分だけ大量のデータと計算資源が必要です。データが少なければ従来手法が有利なこともあります。

 

 

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